LOADING
WORKS

狭小住宅

ガルバリウムの「C」の家

スタイリッシュな黒のガルバリウムを外壁に採用し、バルコニー部分がアルファベットの「C」をかたどったデザインが印象的な狭小住宅です。外観とは対照的に内装には白の建具やクロスを使用し、明るい雰囲気の空間となっています。要所に配置されたガラス窓は、採光と圧迫感を取り除く役割を果たし、狭小住宅の雰囲気は感じられません。

DATA
  • エリア

    東京都目黒区

  • 家族構成

    夫婦

  • 工事期間

    4.5ヵ月

  • 竣工年月

    2013年10月

  • 工法

    軸組工法(在来工法)

  • 敷地面積

    38.49m²(11.64坪)

  • 延床面積

    68.85m²(20.83坪)

アルファベットの「C」をイメージしたバルコニー部分が特徴的な外観。素材には黒のガルバリウムを用いて、スタイリッシュに、インパクトのある外観に仕上がっています。どこか硬質的な雰囲気と、かつ町並みになじむシンプルさが魅力の住宅です

玄関部分は、ダークブラウンやブラックを配した外壁でシックな佇まいです。絶妙に近い別の色を配しているのもおしゃれ。扉もブラックでスタイリッシュに、ガルバリウムは耐久性が高く、軽いので耐震性にも優れています

LDKのダイニングキッチン部分。内観は、外観とは対象的にホワイトを基調としており、家に入ったときのギャップに驚きます。こうした視覚効果は、狭小住宅を広くみせるテクニックとして有効です。ガラス窓の配置や、リビングの天井を折り上げ天井にして高くして開放感あふれる空間づくりにこだわりました

キッチン側から見たリビングです。ご主人の希望で、ガラス窓を多く配して「抜け感」を出し、圧迫感を感じさせないように工夫が施されています。また、高窓にすることで視線にも配慮しています。住宅密集地に立つ狭小住宅とは思えない明るさです

リビングから見たダイニング。壁掛けテレビで部屋がすっきりしています。壁掛けテレビの上下を壁ではなくガラス窓にすることで、採光の効果はもちろん、圧迫感をやわらげるようにしました。クロスや建具もホワイトで統一しています

階段部分です。清潔感あるホワイトをベースに、やわらかいナチュラルカラーの階段が調和して、明るく親しみやすい空間を生み出しています。ご主人の希望により、室内は全体的に白を基調にして明るさにこだわりました

階段上の洋室。3階は物入れとウォークインクローゼットが設けられています。ご主人のリクエストで、各所に収納をたっぷりとってあるのが特徴です。狭小住宅でも、スペースを有効活用すれば収納が多くすっきりとした家に

階段部分にも、収納が充実した家づくりへの工夫を見ることができます。階段下のわずかなスペースも無駄なく収納として有効活用しています。必要な場所に収納を設けることで、見た目も美しく、家事もグッと楽になります

2階のLDKにある、L字型のキッチン。上下の収納が充実しており、広々使えて機能的。リビングを見渡しながら料理ができる配置で、毎日の料理が楽しみになります。キッチンも室内に合わせてホワイトを基調にしています

1階にある洗面室と脱衣室です。シルバーとホワイトの洗面台がスタイリッシュで圧迫感がありません。脱衣所は、洗面台の下にある収納はもちろん、天井ぎりぎりの上まで無駄なく収納でき、小物やタオルなどもすっきりとまとまります

1階の主寝室です。白を基調にしている他の部屋とは趣きの違った、寝室らしいナチュラルな色合いのフローリングとベッドで、やすらぎと居心地の良さを演出しています。あたたかみのある雰囲気でリラックスできます

3階のロフト部分は、ご主人のパソコンスペース&書斎になっています。柱をうまく処理しながら、ご主人希望のカウンターをしつらえています。書棚にはお気に入りの本も並んでおり、くつろぎのスペースになっています

 

  • LINEでシェア送る
施工事例一覧はこちら