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住まいのノウハウ

マンションと一戸建て、資産価値はどう違う?

マンションと一戸建て、資産価値はどう違う?

前回、マンションと一戸建てのコストの違いについてお話させていただきました。

今回は「資産価値」について、少し触れておきたいと思います。

 

マンションと一戸建てでは、資産価値の面でも違いがあります。

マンションも一戸建ても築年数が古くなるほど資産価値が下がるのが一般的なのは同じですが、下がり方に違いがあります。

まずマンションは、建物が古くなるにしたがって資産価値が徐々に下がっていくのが通常です。これに対して一戸建ては、建物の資産価値は早く目減りしますが、土地は減価しません。

マンションの場合、土地だけを売却することはできませんので、
全体の価値が下がっていくのに対して、
一戸建ては建物部分だけが下がっていく、というわけです。

 

マンションの場合、一戸建てより耐用年数が長い分下がり方は緩やかです。

一方、一戸建ては建物の価値が早く下がるので当初の資産価値の目減りは大き目ですが、建物の価値がゼロになった後も土地の価値は変わらずに残ります。そのため、建物の価値がゼロになってから数年後にはマンションと一戸建ての資産価値が逆転すると考えられています。

こうしたマンションと一戸建ての資産価値のイメージを、グラフ化したものがこちらの図です。もちろんあくまでイメージですが、一戸建ての場合、購入費用に占める土地代の比率が高ければ高いほど、将来の資産価値も大きく残ることが想像していただけると思います。

 

大きなお金をかけて手に入れる住まい。

将来の相続や売却なども考えた時、
土地の価値が高い「都心の戸建て」は賢い選択と言えるのではないでしょうか。

 

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