三階建てで良かった!後悔しない家づくりのアイデアを解説
三階建て住宅というと、狭い土地に無理して家を建てたように感じるかもしれません。階段が多くて移動が大変、不便そうと思う人も多いでしょう。ところが、三階建て住宅ならではのメリットも多く、必ずしも悪いことばかりではありません。三階建てで良かった!と思えるポイント、良かった!と感じられる三階建ての間取りを紹介します。
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三階建てで良かった!と思うポイント
都心部でよく見かける三階建て住宅ですが、さまざまな理由から「あえて三階建てを選んだ」という人も少なくありません。では、三階建てにはどのような魅力があるのでしょうか。三階建てで良かったと思う、5つのポイントを紹介します。
狭小地でも十分な広さの家が建った
都心は土地の値段が高く、予算的に狭小地しか購入できないケースがあります。しかし、三階建てなら十分な広さの住空間を実現できます。また、利便性を重視してあえて狭い土地を選ぶという人もいるでしょう。都心部の駅近という好立地でありながら、三階建てで十分な広さが叶えば、非常に満足度は高くなるでしょう。
子どもが部屋を持てる
三階建ては、子ども部屋をつくることもできます。たとえば、一階を主寝室、二階をリビング、三階を子ども部屋とすれば、家族3~4人でも十分に生活できるでしょう。また、将来を見越して、一階と二階で生活できるよう間取りを考えておくことをおすすめします。そうすることで、老後は二階建ての戸建てと同じように生活できます。
バルコニーの見晴らしが良い
縦に空間を使用する三階建て住宅は、見晴らしの良さも魅力です。一般的な住宅より高さがあるため、バルコニーにイスやテーブルを並べてアウトドアリビングとして活用するのも良いでしょう。また、屋上バルコニーなら、広々と家庭菜園を楽しんだり、子どもの遊び場にしたり、周囲の目を気にすることなく、のびのびと好きなことが楽しめます。
家族間のプライバシーを確保しやすい
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、家族であってもプライベートな空間を確保することが大切です。三階建ては一階から三階にバランス良く部屋を配置することで、プライバシーを確保しやすいという特徴があります。隣同士の部屋は、音漏れが気になりやすいですが、上下であれば足音に気をつければほかはあまり気にならないでしょう。
ミニマムな暮らしをするきっかけになる
三階建て住宅で広さを重視すると、どうしても収納が少なくなります。しかし、それがものを買うことへの抑止力となり、身軽な暮らしが手に入ると考えることもできます。
「本当に必要なもの」を見極める力がつき、ていねいな暮らしをするきっかけになったと感じる人もいるようです。結果的に、節約にもつながるため「家以外のこと」に資金を回せるようになるでしょう。
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三階建てで後悔するポイント
三階建てで後悔する、6つのポイントを紹介します。家づくりの先輩たちの失敗談や後悔のポイントは、家づくりをするときの貴重な情報です。自身の家づくりの参考にしましょう。
上下階の移動が大変で老後が不安
三階建ては、どうしても上下の移動が多くなります。間取りによっては、家事のたびに移動が必要になるため、日常的な上り下りに負担を感じることもあるでしょう。実際に「いまは大丈夫だけど、老後が不安」と感じる人も多いようです。
法規制で間取りの制限がある
高さのある三階建ては、高さ制限・斜線規制・日影規制などが課題になるケースも多いです。規制の多い土地を選んでしまうと、間取りや床面積に制限がかかります。それによって、思いどおりの家を建てられないことがあるため、デメリットに感じる人もいるでしょう。
狭小地だと一階の日当たりが悪い
狭小地の三階建てだと建物が隣接していることが多く、採光の確保が難しいケースがあります。特に一階は日当たりが悪くなりやすいため、湿気やカビが発生しやすくなります。なるべくすべての階で採光と通風を確保できるよう、設計に工夫をしましょう。
建築費が高くなる
三階建て住宅は狭い範囲に重い負荷がかかるため、基礎を頑丈にしたり、材料を増やしたりする必要があります。そのため、二階建てに比べて、建築費用が高くなります。実際に想定していたよりコストがかかってしまい、予算オーバーになった人もいるため注意しましょう。
冷暖房の効率が悪い
三階建て住宅は、一階と三階で室温差が生じやくなります。特に夏は三階が暑くなり、冬は一階が寒くなるため、常にエアコンをつけておかなければなりません。室内の温度差によって冷暖房の効率が下がれば、毎月の冷暖房費は高くなるでしょう。なるべく冷暖房を効率よく使用するには、気密性・断熱性を意識した家づくりが重要になります。
地震のとき揺れやすい
一般的な住宅に比べて高さのある三階建ては、地震が発生したときに揺れを大きく感じることがあります。この現象はビルトインガレージを採用すると起こりやすくなります。耐震性を高めるには、建物構造にこだわることが大切です。ハウスメーカーを選ぶときは、三階建て住宅の実績が豊富であり、住宅構造に力を入れている会社へ依頼しましょう。
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それでも三階建てで良かった!家づくりのアイデア
三階建ては法規制で間取りが制限されることもありますが、それが「家の個性」として活かされることもあります。三階建てならではのデメリットをプラスに変えて、「三階建てを選んで良かった!」と思えるような家づくりを目指しましょう。それでは早速、家づくりを柔軟に楽しくするアイデアを紹介します。
スキップフロアで空間に変化をつける
スキップフロアとは、中二階や中三階のように、階段の途中に部屋を設ける間取りです。高さ制限が設けられている土地でも、スキップフロアにすれば面積を有効活用できます。また、空間に変化をつけることで立体感が生まれ、部屋が広く見える、おしゃれな空間になるなどのメリットがあります。
デッドスペースを有効活用して収納を確保
デッドスペースになりがちな階段下や壁も、収納やキッズスペースとして活用することで日々の生活が豊かになります。壁面収納は収納力も抜群で、室内をスッキリさせておけます。また、好きな雑貨や趣味を飾るコーナーにすれば、壁面全体がインテリアのようになるでしょう。
日当たりの悪さはランドリールームで解決
日当たりの悪さやアレルギーなど問題から、外干しが難しいことがあります。そんなときは、ランドリールームを検討してみましょう。三階建ては、家族構成によっては空間に余裕が生まれます。そのため、ランドリールームを広くして洗濯の家事動線を短くすれば、時間の有効活用にもつながるでしょう。特に共働き夫婦や子育て世帯、忙しい人におすすめのアイデアです。
屋上は開放感たっぷりのプライベート空間
屋上は家族のプライベートな空間にぴったりです。春はガーデニングを楽しんだり、夏はプールを出したり、縁日ごっこをしたり。秋になればテントを張ってキャンプをするのもおすすめです。冬になって雪が積もれば、雪遊びもできるかもしれません。
夜になれば、天体観測もできます。屋上は日常生活のなかで四季を感じ、自然に触れ合える特別な空間になるでしょう。
ホームエレベーターなら老後も安心
階段の上り下りが不安な人や、足が不自由な人は、ホームエレベーターを検討しましょう。ホームエレベーターなら移動が楽になるだけでなく、重い荷物を運んだり、一階の寝室から三階に布団を干しにいったりするときも役立ちます。
老後は足腰が弱ってくるため、ちょっとした段差でつまずきやすく、階段から転落する危険性が高くなります。ホームエレベーターのコストがかかるため慎重な判断が必要ですが、老後を安心安全に生活する強い味方となるでしょう。
ビルトインガレージなら駐車場問題も心配なし
狭小地でも「敷地内に駐車場がほしい」という人もいるでしょう。そんなときは、ビルトインガレージがおすすめです。ビルトインガレージは、駐車スペースと家が一体化しているため、外づけのガレージよりスタイリッシュな印象に仕上がります。
家とは別の場所に駐車場を借りる選択肢もありますが、首都圏は駐車場代も高額です。ビルトインガレージを採用すれば、結果的に毎月の出費を抑えられるでしょう。
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