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住まいのノウハウ

小さいけど素敵な家の間取り。おしゃれ・かわいい住まいのアイデア

小さいけど素敵な家の間取り。おしゃれ・かわいい住まいのアイデア

小さな家は窮屈、とは限りません。間取りを工夫すればスペースが限られていたとしても、おしゃれで、楽しい素敵な家ができます。素敵な家を建てるために、どんな間取りにすればよいのでしょうか。素敵な家づくりのヒントになる、さまざまな間取りを紹介します。

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小さな家を素敵にするポイント

30坪以下の小さな家を「コンパクトハウス」や「狭小住宅」と呼びます。しかし、小さな家に明確な定義はなく、ハウスメーカーや施工会社によって名称は異なります。

家は「大きいほうがよい」と思う人もいるかもしれませんが、小さな家にも多くのメリットがあります。小さな家を建てるうえで注意すべき点は、間取りの工夫次第で解決することも可能です。

小さな家を建築する際の注意点と、解決策をあわせてお伝えします。

「採光」は上からの光を取り込む

小さな家は、利便性のよい市街地に多く、隣家との距離が近くなりがちです。そのため、どのように日当たりを確保するかがひとつの課題となります。また、セキュリティ面を考慮して窓の位置を考えなくてはなりません。一般住宅のように大きな窓を設置するよりも、天窓や高窓で上から自然光を取り入れる方法がおすすめです。

また、家の中央に中庭をつくることで、人目を気にすることなく、採光や換気ができます。中庭は家族のくつろぎスペースとして、また、子どものちょっとした遊び場としても最適です。

縦の空間を意識して「圧迫感」を軽減

限られたスペースで圧迫感をなくすためには、縦の空間を意識するとよいでしょう。たとえば、リビング上部を吹き抜けにしたり、玄関上部を吹き抜けにしたりすることで、1階まで自然光を取り込み、明るく開放的な空間づくりが実現します。

また、壁紙や建具、家具、カーテンなどインテリアに明るい色を取り入れることで、視覚的に空間を広く見せる効果が期待できます。

デッドスペースは「収納」として活用

たとえ家が小さくても、家中が整理整頓され、ものがあるべき場所にきちんと収納されていれば快適に生活できるでしょう。一方、居住スペースにものがあふれていると、ただでさえ限られたスペースが余計に狭く見えてしまいます。そのため、小さな家では、いかに収納場所を確保するかが重要です。

デッドスペースになりやすい階段下やトイレ、壁面などを積極的に利用して、計画的に収納を確保しましょう。また、見せる収納を設けることで、おしゃれさと収納力を兼ね揃えたスペースをつくれます。

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小さいけど素敵な家になる間取り

小さいけど素敵な家 間取り

限られたスペースを有効活用することで、小さくても素敵な家を建てられます。また、小さいからこそ実現する、デザイン性の高い家もあります。ここでは、小さいけど素敵な家になる間取りのアイデアを紹介します。

空間を最大限に活かすスキップフロア

スキップフロアは、空間を最大限に活用できるため、小さい家には特におすすめの間取りです。高さの異なるフロアを組み合わせることで、1.5階のような空間が生まれます。

壁で空間を区切るよりもスキップフロアはデザイン性が高く、また、開放感を演出するのにも適した方法です。子ども部屋として使用したり、収納場所として使用したり、さまざまな活用方法があるのもスキップフロアの魅力といえるでしょう。

ロフトは書斎・収納スペースとして活用

ロフトは、小部屋収納とも呼ばれていますが、建築基準法の一定条件を満たせば、延床面積に含まずに設置できます。収納や書斎、子どもの勉強スペースなど多様な活用方法ができるため、敷地面積が限られる小さな家では積極的に取り入れたい設備のひとつです。

ただし、高い位置にすると、夏場は気温が高くなります。小さい子どもや高齢者がいる家庭では、熱中症に注意が必要です。

壁面収納で暮らしをおしゃれに展示

リビングや居室の壁面を利用した壁面収納は、しっかりと収納を確保しながら暮らしをおしゃれに見せられます。本やDVD、インテリアを飾る場所に最適でしょう。

また、テレビを壁掛けにして、周囲を壁面収納にするアイデアもおすすめです。テレビ周りはコンセントや配線などで、生活感が出やすく雑然とした印象を与えがちです。そのため、壁面収納にAV機器を収納しておくことで、テレビ周りをすっきりさせられます。これによって生活感をグッと抑えた、おしゃれな空間に仕上がります。

吹き抜けや勾配天井なら開放感のあるリビングに

吹き抜けや勾配天井は、明るく開放的な空間づくりに最適なアイデアです。しかし、吹き抜けによって居住スペースが削られるため、「小さな家に吹き抜けはハードルが高い」と感じる人もいるかもしれません。

そんなときは、コンパクトなサイズの吹き抜けを検討してみましょう。玄関上や階段など、吹き抜けはコンパクトなサイズでも開放感を高められます。このように、縦の空間を上手く活用することで、外観・内観ともにデザイン性の高い素敵な家が実現します。

ウッドデッキを設けてくつろぎスペースを外へ広げる

小さな家では外の空間も取り入れて、間取りを考えるのがおすすめです。たとえば、リビングに隣接してウッドデッキやベランダを設けることで、開放感のあるアウトドアリビングとして活用できます。

「くつろぎスペース=家の中」という概念をなくすことで生活のバリエーションが広がり、さらに豊かな生活が送れるでしょう。

リビングは広く、寝室や子ども部屋はシンプルかつコンパクトに

リビングは家族が集まり、くつろぐスペースです。中には、一日のほとんどをリビングで過ごす人もいるのではないでしょうか。また、人を招くときまず目につくのがリビングです。

リビングは家づくりの満足度を大きく左右する部分のため、なるべく広く、開放感のある空間にするとよいでしょう。寝室や子ども部屋はコンパクトになりますが、生活の中心をリビングにすることで家族間のコミュニケーションを育むこともできます。

廊下をなくして家事の効率アップ

廊下をなくして部屋同士をつなげることで、無駄なスペースを省けます。それによって生活動線が短くなり、家事の効率アップも期待できるでしょう。

ただし、リビングと寝室が隣接していると、テレビの音や話し声が気になってしまうおそれがあります。お互いのプライバシーを守るためには、リビングと寝室は隣接させない、テレビの位置に気をつけるなどの工夫が必要です。

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小さな家でもできる趣味の空間

ガーデニングや料理、車、バイクなど、趣味があると人生は豊かになります。その一方で、収納場所やスペースの確保に悩んでいる人も多いでしょう。小さな家でも、間取りの工夫次第で「趣味部屋」や「自分だけの空間」をつくることは可能です。

ただし、あらかじめイメージを具体的に考えておくことが重要です。たとえば、どれくらいの広さが必要か、何を置くかなどです。

趣味の空間づくりのポイントについて解説しますので、家づくりの参考にしてください。

ガーデニングに最適な、陽射したっぷりのテラス

狭小地では、庭が確保できないケースは多々あります。そんなときは、テラスやルーフガーデン(屋上庭園)がおすすめです。

屋上は陽射しがたっぷり確保できるため、野菜や四季折々の植物を育てて楽しめます。また、隣家や通行人からの視線も気にならないため、自分だけの時間を満喫できるでしょう。

防音性抜群!地下室のオーディオルーム

一定の建築基準を満たせば、地下室を居室として使用できます。地下室は防音性に優れているため、オーディオルームやシアタールーム、楽器の演奏、ダンスの練習などに最適です。

ビルトインガレージで大切な車を見守る

大切な車やバイク、自転車はビルトインガレージで保管しましょう。また、室内にガラス扉を設置すれば、大切な車やバイクを室内から見守ることも可能です。内と外がつながる空間は、自然光が入り開放的な空間になるでしょう。

コンパクトなキッチンなら動線もスムーズ

狭い空間でも設置しやすい「I型」キッチンなら、コンロ、シンク、調理スペースが一列に並んでいるため、動線もスムーズで効率よく作業できます。また、壁付のI型キッチンであればダイニングスペースも広く取れるため、開放感のあるキッチンに仕上がるでしょう。

さらに造作棚を設置することで、より快適で収納力の高いオリジナルキッチンをつくることも可能です。理想のキッチンをイメージして、心地よい居場所を実現しましょう。

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