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住まいのノウハウ

狭小住宅を快適に暮らす間取りは?ポイントは収納と採光

狭小住宅を快適に暮らす間取りは?ポイントは収納と採光

狭小住宅に明確な定義はありませんが、多くの場合、15坪程度の狭小地に建てる家を「狭小住宅」と呼びます。限られた土地に家を建てるため、快適に暮らすにはさまざまな工夫が必要です。

快適に狭小住宅で暮らせる間取りを紹介します。

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狭小住宅の間取りを考えるポイント

狭小住宅は、土地のスペースが限られているため、間取りを考えるときにはいくつか注意すべきポイントがあります。ここでは快適な暮らしを実現するために必要な間取りのポイントや、知っておくべき知識などについて解説します。

狭小住宅の暮らしやすさは間取り次第

間取りは住心地を大きく左右するため、狭小住宅では「狭い」というデメリットをどのようにカバーするかが重要です。たとえば、デッドスペースになりやすい階段下を収納にして収納力をあげる、なるべく廊下をつくらない、吹き抜けをつくり縦の空間を意識して広く見せるなどのアイデアが挙げられます。

また、狭小住宅は高い設計力と技術が必要です。ハウスメーカーを選ぶときは、狭小住宅を専門としている会社や経験豊富な会社に依頼するとよいでしょう。

容積率を節約する間取りも取り入れる

土地には、建築基準法で建蔽率と容積率が定められています。

  • 建蔽率(けんぺいりつ)=敷地面積に対する建築面積の割合
  • 容積率(ようせきりつ)=敷地面積に対する延床面積(各階の合計面積)の割合

これらは簡単にいうと「この土地にはこのくらいの建物なら建築できますよ」という指標です。しかし、狭小住宅は土地が15坪(約50㎡)程度しかないため、容積率を目いっぱい使ってもスペースが限られます。

そこでおすすめなのが、容積率に含まれないロフトやバルコニー、地下室などを取り入れる方法です。たとえば、リビングとウッドデッキをつなげて外の空間をリビングとして使用すれば、開放感のある広々リビングが実現します。

また、ロフトがあれば子どものスタディスペース、書斎、収納としても役立つでしょう。このように、容積率に含まれない設備を積極的に取り入れることで、多目的に使えるフリースペースを確保できます。

やってはいけない!狭小住宅の間取り

狭小住宅は、空間を広く見せるような工夫が必要です。そのため、子どもの人数に合わせて子ども部屋をつくる、部屋を細かく分ける、などの間取りはおすすめできません。子ども部屋をつくるときは壁で仕切るのではなく、パーティションやロールカーテンで空間を仕切る方法がおすすめです。

また、ベッドや机など家具を利用して空間を分ける方法も有効でしょう。加えて、狭小住宅では水回りの位置にも注意が必要です。たとえば、1階に洗濯機を配置し、3階で洗濯物を干すような間取りでは、階段の上り下りが家事の負担となるおそれがあります。さらに、使用頻度の高いトイレは、家族構成やライフスタイルに合わせて優先的に検討しましょう。

狭小住宅のデメリット解消が重要

狭小住宅では一般的に「収納を確保しにくい」「採光、風通しが悪い」などのデメリットがあります。デメリットと聞くと、ネガティブなイメージを持つ人も多いかもしれませんが、デメリットを前向きに捉えることで新たなアイデアが生まれ、狭小住宅の可能性を広げられます。

そのため間取りを考えるときは、まずその土地で考えられるデメリットに着目してから、対策を考えるとよいでしょう。

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片付けやすい、収納たっぷりの間取りのアイデア

ここからは、収納に特化した間取りアイデアを紹介します。それぞれのメリットや使用方法についてお伝えしますので、ライフスタイルに合わせて間取りを考えるときの参考にしてください。

おしゃれにできる壁面収納

壁を利用した壁面収納は、狭小住宅でも効果的に収納スペースを確保できます。本棚として利用したり、観葉植物、インテリアスペースとして活用したりすることで、部屋全体がおしゃれで統一感のある雰囲気になります。

また近年は、後付けできるタイプの壁面収納も数多く販売されています。とても便利な商品ですが、サイズが適正ではない場合や固定が不十分な場合、地震で転倒するおそれがあるため注意が必要です。

家づくりを検討している人は施工会社に依頼して、適正サイズの壁面収納を設置してもらうとより安全にできるでしょう。

階段収納でデッドスペースを活用

階段下を最大限に活用することで、不足がちな収納スペースを確保できます。たとえば、階段下をテレビ台と見せる収納棚として活用すれば、部屋を広く使用できるため生活空間にゆとりが生まれます。さらに、季節やイベントに合わせて飾るものを変えれば、気軽に部屋の雰囲気を変えられます。

子どものおもちゃや書類など、見た目がごちゃごちゃしがちなものは、おしゃれなカゴに入れて収納するのがおすすめです。ラタンや籐でできたインナーボックスは、おしゃれでインテリアにも馴染みやすいでしょう。

ふだん使わないものは床下収納へ

床下収納は、生活空間を消費せず、人目につかない収納場所として使用できます。たとえば、トイレットペーパーや食品のストック、洗剤、調味料などを収納するのに最適です。また、頻繁に出し入れをしない土鍋やカセットコンロなどの季節ものを収納しておくのにも役立つでしょう。

ただし、床下収納はかがんで出し入れする必要があるため、重たいものを出し入れする際には注意が必要です。

造作家具で部屋の角も収納スペースに

既製品の家具はどうしてもサイズが合わず、無駄なスペースが生まれてしまうことがあります。そこでおすすめなのが造作家具です。

造作家具とは、家の雰囲気やインテリアに合わせて天井や床・壁に取り付けてもらう家具のことです。自分たち好みにデザインできることや、限られた空間を無駄なく使える、耐震性が高まるなど多くのメリットがあります。

ただし、コストがかかることや移動できないなどのデメリットもあるため、生活をしっかりイメージしてからプランニングすることが重要です。

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気持ちいい、採光と風通しに優れた間取り

狭小住宅間取り

採光や風通しは、部屋を明るく快適にするだけではなく、室内環境を良好に保つ効果やアレルギー予防、さらに省エネ対策としても役立ちます。また、採光や換気は、建築基準法で一定のルールが定められており、家を建てる際は最低基準を満たさなければなりません。

ここでは採光と風通しに優れた、間取りの参考例を紹介します。家づくりを検討している人は、採光・風通しのよい間取りについて知識をつけておきましょう。

空間を広く感じさせる吹き抜け

狭小住宅では、縦の空間を意識して間取りを考えると、光を効率よく取り入れられます。たとえば、3階建て住宅の2階リビングから3階へ吹き抜けを設けることで、空間を広く見せながら2階リビングへ光を採り入れられます。

光を天井などから天窓で採り入れる

狭小住宅は住宅がひしめき合うエリアで建築されるケースが多いため、上からの採光を意識した天窓の設置がおすすめです。天窓を上手に活用することで、近隣の目を気にせず、室内にうまく光を取り込めます。

ただし、建物の形状によっては天窓を配置できない場合があります。そのため、間取りを考える際は、採光・風通しのことを考えたうえで、設計士としっかり話し合いましょう。

スケルトン階段なら採光と風通しが叶う

意外と盲点になりやすいのが階段で、うまく活用すると採光と風通しのよい空間づくりが叶います。

たとえば、蹴込部分に透過素材を用いることで、光を通し階段の周囲を明るくする効果が期待できます。また、スケルトン階段にすれば家全体に風が流れやすくなるというメリットもあります。さらに、スケルトン階段はデザイン性が高いため、家のシンボルとして家全体がおしゃれな雰囲気になるのも魅力です。

中庭は機能的でおしゃれな空間になる

中庭は室内のプライバシーを確保しながら、開放感を味わえ、さらに採光・風通しの両方を取り込めます。夏はプールを出して子どもの遊び場にしたり、ガーデニングを楽しんだり、日曜大工をしたりなど、多目的に使えるのも魅力です。

ただし、居住部分が削られる、建築コストがかかる、断熱性が下がるなどの注意点もあるため、導入は慎重に検討しましょう。

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