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こだわりの住宅

L字型の狭小地に建つL字型の家

一見、家を建てるのには敬遠されがちなL字型の狭小地に建てた、様々な工夫が凝らされたL字型の狭小住宅です。リビングの上の床は、グレーチング構造となっており、天窓からの光が1階のリビングまで届くようになっており、狭小住宅で心配されがちな室内の暗さは解消されています。

DATA
  • エリア

    東京都目黒区

  • 家族構成

    夫婦+子ども1人

  • 工事期間

    6ヵ月

  • 竣工年月

    2014年5月

  • 工法

    軸組工法(在来工法)

  • 費用

    1,500~2,000万円

  • 敷地面積

    52.77m²(15.96坪)

  • 延床面積

    64.44m²(19.49坪)

真っ白な外壁が目を引く、明るい印象の邸宅です。1m70cmと間口が狭いため「本当にこの土地に家が建つの?」とご主人が心配していたほどですが、採光やルーフバルコニーなど工夫を凝らした結果、出来上がった狭小住宅にとても満足しているとのことです

横から見た外観です。遊びに来た友人が間口部の狭さに驚くという変形地。L字型の敷地に合わせて、L字型の住宅を建てました。敷地面積52.77㎡(15.9坪)のL字型の土地を目一杯使い、随所に狭小住宅ならではの工夫を凝らしています

玄関です。L字型の土地のため、上がってまっすぐ進み、つきあたりはキッチン、右に曲がるとリビングというユニークな間取りです。キッチンへ向かう廊下の途中にトイレが配置されており、奥にはキッチンの一部が見えます

突き当たりにあるキッチンです。床や壁のタイルがおしゃれな、白で統一されたスタイリッシュなキッチンで、タイル貼りは夫人の希望であしらわれたもの。シンクも作業スペースもゆったりしていて、収納も充実しています

ナチュラルでぬくもりを感じる床材を使った明るいリビングルーム。上階のグレーチングを通して明るい光が入ってきます。床を掘り下げて天井高を稼ぎ、より一層の開放感を生み出しました。「家族のコミュニケーションを大切にしたい」というご夫妻の思いから、1階をリビングルームにしたそうです

光と風を通すフロアユニットである、明るい階段スペースです。5個取り付けた天窓の光が1階まで届いて採光を確保するため、階段を鉄骨にし、2階の廊下をグレーチング(金属をすのこ状にした土木建築材)にしています

2階の奥にある、明るい主寝室。白いクロスを基調にしつつ、若草色に近いグリーンのクロスと、かわいらしいベッドカバーが優しい雰囲気を醸し出しています。上部は吹き抜けになっていて、はしごでロフトまで移動できます

白をメインとしたバスルームと脱衣所。バスルームへの扉をガラス扉にすることですっきりとした開放感と、まるでホテルのような小洒落た雰囲気に。洗濯機上のわずかなスペースも見逃さずタオル置き場として活用しています

1階にあるトイレです。トイレにも主寝室と同じグリーンのクロスを配しており、家全体で統一感をもたせています。どことなく心が落ち着く、清潔感のある雰囲気に仕上がっています。狭小地でもしっかりスペースをとり狭さを感じません

屋根部分を利用したルーフバルコニーは、ご主人の希望で作られました。物干しスペースのほか、バーベキューなど、家族のコミュニケーションの場所としても利用できます。1階リビングルームの階段からルーフバルコニーに移動できます

 

L字型の狭小地に建つL字型の家
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