狭小住宅に強いBLISS
都市生活のために様々な建築制限と
上手に付き合うノウハウを提案します。
狭小地に住宅を建てるからといって、特別な建て方があるわけではありません。
「ウチでは狭小敷地には家を建てられません」という工務店、ハウスメーカーはなく、基本的にどこに依頼しても狭小住宅を建てることは可能です。
しかし“狭小住宅を建てるのが得意な会社”と“狭小住宅の経験があまりない会社”がつくるプランには大きな違いがあります。
Knowledge
BLISSのノウハウ斜線制限を緩和する
高さに関して斜線制限(高さの制限)がある地域が多く、狭小地ではさらにコンパクトな建物になってしまいがちです。BLISSではその土地でできうる最大ボリュームの提案を行うために「天空率」という計算を採用しています。この「ひと手間」を加えることで、建物のサイズアップや使い勝手の向上ができます。また、建物自体を地中に埋め込むことで最上階の広さを確保する提案も得意としております。
デッドスペースを使い切る
狭小住宅の設計ではデッドスペースの有効活用も非常に重要なポイントです。普段使わない無駄なスペースを収納などに利用することによって空間の使用率を上げ、生活空間をより有効に広げることができます。
2階の屋根との間にできた空間を利用する小屋裏収納は、デッドスペースを活用した収納として代表的です。
また、壁の厚みも立派な収納スペースとして活用できます。たとえば壁に奥行き10~15cmの棚を埋め込むことで、CDやDVD、文庫本などの収納が可能になりますし、階段下に洗濯機置き場を作ったり、キッチン・ダイニングの床下も有効な収納となります。
視覚的に広く見せる
例えば「勾配天井」とは高さが一定ではなく傾斜のある天井のことです。勾配天井を用いることにより、部屋が広く感じられると同時に、明るく開放感が得られます。
部屋の広さというのは「何畳あるか」ということも大切ですが、部屋の上方の空間がどのようになっているかによって、視覚をはじめとした人の“感覚”がとらえる部屋の印象は変わってきます。
狭小地ではヨコ(水平方向)への広がりが限られています。そこにタテ(上下方向)への広がりをプラスして、“空間のゆとり”を感じさせるのが吹き抜けです。リビングや階段などに吹き抜けを設けて上部の窓から光をとり込めば、視線が自然と上部へと誘導され、開放感たっぷりの明るい空間をつくることができます。